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社会貢献

2021年2月に南アルプスのお膝元の地域である南アルプス市、韮崎市と北杜市の教育委員会を訪ねた。未来ある小学生のために小生が共著で執筆した書籍を寄付するためである。

 

日本の登山者は人口の5%程度と言われており、約500万人と言われているそうだ。登山者は減少傾向にあり、肌感覚ではあるが、同じく山岳写真家、山岳写真愛好家も減少しつつあるように感じる。

登山者などが減少していけば、山岳関係者のみならず地域の発展も停滞することも考えられる。

未来ある若者に登山者あるいは山岳写真に関心を持ってもらう機会を提供できないかまたは何か貢献できないかと考え、著書を寄付した。

(写真は、広報「南アルプス3月号」より抜粋)

写真家として稼がせていただいて、山岳地域への恩返しも気持ちもある。

山岳は、私の山での経験を与えてくれただけでなく人間としても成長させてくれた。

兼業写真家でもある小生にとって、何ができるか考え、まずはできることから始めることにした。

自然や山岳関係者の生活を考えれば、山岳指導サポートや登山道整備、自然保護活動、清掃作業などをしなければならないが、いづれはこれらにも積極的に取り組んでいきたい。

(写真は、韮崎市教育委員会堀川教育長にアルペンガイド「南アルプス」を寄付したときの様子)