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トラフシジミ

2020年3月22日 ルーミスシジミの撮影を試みカメラをキブシの花に向けているとトラフシジミがやってきた。トラフシジミは図鑑でも見ておらず初めて認識したチョウだ。図鑑によると山地ではよく見られるそうだ。「千葉県の山」の取材では登山道と山の写真にばかり気を取られていていたが、視点を変えてコース付近を散策すると千葉県には数多くの種類のチョウがいることが分かる。

春型には裏翅に白い筋、褐色帯が現れ、翅の端に橙班がある。夏型にも出会いたいものだ。形だけを見るとゼフィルスのようにも見えてしまうが25種類のリストには見当たらなかった。

表翅は濃紺色で翅の形をしっかり見ないと遠目にはムラサキシジミと混同してしまいそうである。